※この記事は2020年9月のnoteの再掲です。当時本当に深刻な状態になりそうだったのを、(結果的に自傷にはなったけど)なんとかしようと必死だったのだなぁという気づきがあります※
既視感のある前フリ
ビビンバ辛いだけで食べててつらかったのに結局吐きそうになるまで食べてた。チューハイそのものは結構おいしいっていうか酔っ払う炭酸飲料。
— 朝乃みちる🍭そこらへんの障害者 (@sugapiyo) 2020年9月20日
その酔っ払う炭酸飲料でお腹を壊すことが多くなってしまった(先日は本麒麟)ので、体調悪い日ってお酒楽しめないんだなぁって凹んでるとこです……
これくらいの心情になるまでには本当に色々な要因が重なってたんだけど、
自殺予防週間なのに死にたくなった能無し障害者の「死にたい」とは|朝乃みちる ※記事は大人向け|note
(本当に色々だ……)
そのひとつが間違いなく「自分は偽物の女だと認識してるから、女ジェンダーを身に着けて女としてパスする」ことへの疲れだったんだって話。
stand.fmでも「ご飯作るの疲れた、寝込んでしまった」と言ってましたね。
それでも現状、男らしい男になれないのは事実だから体壊しながらでもやってくしかないんですかね?
「男らしい男」になれない女体持ちの傷
そう、なれるもんなら男になりたかった。
男に「戻りたい」感情が欲しかった。
ただどう考えても男は「戻る」性別ではなくて、かつ「男らしさ」を目指すのは無理だったから、まだマシな方を選んでる日々です。
だったら僕やっぱり女じゃねぇわな(RT
— 朝乃みちる🍭そこらへんの障害者 (@sugapiyo) 2020年9月20日
でもだからって男じゃないんだよ。下手したらゴミクズ同然の扱い食らう。だから「世の中に捨てられないための女パス」度を上げる工夫をしなきゃならなくなるんじゃないのよ。
どんなにメイク好きでも、可愛いもの好きでも「女らしい」人には到底及ばないのよ
世の中との折り合いをつけるための女パスを、女体持ちで性自認が女じゃない自分がやってるっていう現状。いわゆる「女性らしい」ものがたまたま嫌いじゃないからマシってだけ。
— 朝乃みちる🍭そこらへんの障害者 (@sugapiyo) 2020年9月20日
発達障害者でいうとこの「擬態」ってやつです。僕はシス女性なんていう立派な生き物じゃないから
僕は発達障害者でひきこもりが長いせいもあって、己のジェンダーについてはだいぶひねくれたことになっています。
【#発達系女子 と二次障害】フラワーデモに行けない、ひねくれビアンの話を聞いてくれ - 「わたし」たちの破片を拾う
そう、たとえばこの記事。
もっと前かと思ってたら今年(※2020年)のものでした。
「ある意味トランス」である当事者だからこそ、 #TRA学者の言いなりになんてならない ですからね。
文章にしなきゃならんだろうという気持ちはあって、実際できるようになり始めたかなぁってのが最近ってだけかもしんない。
「男にトランスして女を踏めば幸せになれる」世界はいらない - 「わたし」たちの破片を拾う
しかもこれ、結果的に #KuToo 運動みたくなってるってだけ。
そそ、「女性」と称してしまうとそれこそTRAが思うような「シス女性=性自認も振る舞いも女」とみなされるのがなんともなぁ、僕どっかしらズレてるのが周りにほぼバレてないだけなんだよなぁ、という意味も込めて「女体持ち」を使います。
— 朝乃みちる🍭そこらへんの障害者 (@sugapiyo) 2020年9月20日
ちなみに「障害者」表記も罵る意味はない。 https://t.co/2ekf3iNgDT
難しい言い方すると僕は「ある意味でトランス当事者」だからこんなのはむしろ無理。
— 朝乃みちる🍭そこらへんの障害者 (@sugapiyo) 2020年9月20日
身体上の性はともかく「ジェンダー解体派」に結果としてなってるので、こんな「LGBT」な会社のサークルなんて本当辛くていられない。 https://t.co/gmIMcgJ5RG
自分基本的にいっつもホモソぶっ壊せスタイルなので、「LGBTに優しく」と表で言っておきながら「男らしい男」以外に全然優しくない取り組みには本当イライラするんですわ。
— 朝乃みちる🍭そこらへんの障害者 (@sugapiyo) 2020年9月20日
何で僕はトランスジェンダーに「させられ」そうになってんのかって。TRA学者にもLGBTの言いなりにならないなるわけないわ
たとえば学校の制服、「LGBTに配慮して」スラックスもスカートも選べるようになりました!もあれはつまりただスカートが履きたいだけの男子生徒や、ただスラックスが履きたいだけの女子生徒が「LGBT」扱いされるってことよ?で、マジでトランスだったケースだと自分がトランスだとバレるんだよ何それ
— 朝乃みちる🍭そこらへんの障害者 (@sugapiyo) 2020年9月20日
我ながら恐ろしいキレっぷりだ……
発達系女子は「トランス」なのか?
まぁそんなわけでこう、「LGBT」サークルでの「当事者(だけ)に優しい自由な服装」って何だよと思ってしまう。
単に「レディース服は機能性を考えるとしんどい」だけなのに、ユニクロのメンズ服で上下揃えてオフィスカジュアルやったら僕はトランスジェンダーになるのか?
感覚過敏でレディース服特有の素材は無理っつったらあんたどうすんだ?と。
そんなこと言い出したら「自分で自分が女と思えない」と感じることが何故か妙に多い発達障害女性なんてみんな、トランスジェンダーじゃないですか?
いやぁすみません、同じような話ばっかTwitterやnoteに書いちゃう。
まぁね、実際……発達持ちで「私はFtX」だとか、あるいは「性自認が男」だと言う方もいますが。
少なくとも僕個人は、それらの名乗りでは救われない。
家事がうまくできないで悩むし、昔から男性とは性欲で結ばれるの怖いなと思ってたし、何より毎月ホルモンバランスがガタガタになって股から血が出るのがしんどいんですけども、それらってXや男名乗り「だけ」で逃れられるのか?って。
(そういう僕に近い方、海外の場合だと「ASD女性が男になろうと治療して、それでも結局ダメだった」例が報告されている)
やっぱりね、一番助かるのは普通に、(やや変わってるけど)女性として扱ってくれることだと感じるわけです。
本当これ、ホモソーシャルの呪いが大きすぎますね。
世の中よりもまず自分自身がホモソから脱してくれなきゃ、いつまで経ってもしんどいわ。