Chromebookユーザー視点で考える、iPadシリーズのメリットとデメリット

Chromebookおじさん、実はiPad大好きです

　あさの、実はトータルだと8年ほどiPadシリーズ（iPadmini3→iPad6）を使っております。
　寿命来るまで、いや、来てもなお使い続ける系統のユーザーです。

　しかしそれ以上に好きかもしれないのがChromebook。
　iPadのレビューなんぞどこにもあって今更な気もしますが、「Chromebook好き」としてそれぞれの立ち位置、使い道の違いを考えると新たな発見もあるかと思い記事を書くことにしました。

Chromebookおじさん、実はiPad大好きです
iPadを持つメリット
iPadのデメリットとは「気軽じゃないこと」
ChromebookとiPad、併用してみませんか

iPadを持つメリット

とりあえずアプリはみんな動く

　これです、これがあるが故にどうしてもChromebook、要するにChromeOS一本に絞ることが不可能なのです。
　Chromebookはブラウザを通じて様々なことを気軽にできますが、反面、Androidアプリへの対応具合は不安定です。
　みなさんに好かれるタイプの機種、たとえばタブレット型になるものや価格の安いものは、スペック控えめである場合が多い点もネック。
　起動できてもマシンパワーが足りない場合も多々あります。
　でも、iPadシリーズなら現行モデルを買っておけば「とりあえず」アプリは動きます。
　3Dゲームみたいな高負荷なものでも、設定を変えれば動いてくれる、とりあえずは。
　この「とりあえずアプリはみんな動く」は、普段はなんてことないと思うでしょうがとてもすごいことです。

アプリの種類が豊富

　Chromebookはブラウザ・クラウド特化のPCなので、豊富なアプリを利用したいのならiPad一択です。
　Apple Pencilも用意すればより様々なことができます。
　多くの人が考える「クリエイティブ」系統のことはとりあえずできてしまいます。
　そういうことをするためのアプリがあるから。
　画像や動画編集も、音声配信も、漫画執筆もアプリでできます。

Chromebookの「クリエイティブな作業ができない」を考え直す - あさのよみもの

　でも、Googleサービスを活用した「クリエイティブ」も興味あるようでしたら、Chromebookという選択肢もそれはそれであるわけです。

お気軽感がある

　この部分でデタッチャブル型のChromebook（LenovoのIdeapadDuetとかああいうの）と競合します。
　パッと見は。
　でも、アプリを動かしたいならiPad、ウェブサービスとGoogleアカウントを快適に使いたいならChromebookなので、実は土俵が違います。
　お互い「気軽にサッと持って使える」点では共通しているので、馴染みのアプリを今後も使いたいのでしたらiPadにしましょう。
　Chromebookは残念ながら、iPadの代わりにはなりません。

タブレットにもなるChromebookは、もしかしたら「思ってたのと違った」となるかもしれない - あさのよみもの

Chromebookやウェブアプリはアレの代用、では損する - あさのよみもの

　この件については別な記事でも書いております。
　参考にしてみてください。

使ってて困ってもなんとかなる

　トラブルが起きた時にどうするか、と考えると、Chromebookはユーザーの総数が少ない分情報収集をするのが大変です。
　Twitterで定期的に検索かけてみるとかそんな感じになります。
　「iPhoneの大きいやつ」みたいな操作感のiPadの方がおそらく、困った時でもなんとかなるんじゃないかなぁとは思うのですがどうでしょう。

iPadのデメリットとは「気軽じゃないこと」

コスパはすごいが価格は高い

　高いんですよねぇ、Chromebookは定価4万円のものもあるのに。
　しかもキーボード元からついてそれですから。
　アップル製品は良くも悪くも値崩れしにくい、セールがあまりない。
　そのためか一括払いでエイヤッと買えるたぐいのものではありません。
　気軽に導入しようと思っても難しく、じゃあiPhoneだけ持ってりゃいいじゃんってなってしまうかも。

OSでストレージが食われる

　特に使いだして3年目ぐらいから気になることだと思うのですが、重いんですよ。
　うちのiPad6もそういう意味での寿命なんです。
　Chromebookならそういう心配あまりしなくていいんですけどね。
　ストレージサイズの大きいものを最初から買っておけばいいのでしょうが、そうなるとただでさえ高い端末がもっと高くなります。