・完璧に書かねば、キレイな字にしなきゃ、デコらなきゃ、という意識を手放す
・日付フリーで使える手帳、ノートにする
・バーチカルを書き込むのがめんどくさいなら「午前・午後」くらいの分け方してある手帳にする(例:大人の時間割)
「脳の報酬系が弱い」ADHD気質の人のための手帳ライフ - あさのよみもの
……他、「手帳としてのフォーマット、使い方はともかく放り投げて『好きに全振りしてまず書くことを楽しむ』」は前回の記事でお伝えしましたが、じゃあ具体的に手帳に感じるハードル、書きづらさを下げるにはというお話。
「書く中身に感情を書きすぎない」はかなえさんがよくやってるんだけど、森田療法で書く日記ってそれなんですよ。
— あさの/朝乃みちる (@sugapiyo) 2025年1月9日
感情、特に愚痴ばかりではなくてその日にあったことを書く(森田療法だとそれを主治医に見せてコメントをもらうけども)、は練習要るだろうけど慣れればハードル下げにはなる https://t.co/njgQi3HIJj
私はコピー用紙四つ折りしてホチキスで綴じた冊子を作り、見開き一週間なので1日分のスペースはさらに小さく、極限までハードル下げた体調記録が4ヶ月続いてます
— かなえの裏庭 (@kanae_bkyd) 2025年1月9日
こうして手帳で悩む方って、もうマンスリーとメモのやつだけでは物足りなくなってるでしょうから、じゃあ次のステップへ、とは考えますよね。
ただ……「憧れるから1日1ページ(あるいは2ページ)形式」はとりあえずやめといてもいいかもしれない。
みんなやりたがるけど。
細かいバーチカルとは違う「自由だけど書く所が多い、自由に見えて日付印刷してあって不自由」は意外と挫折の元になります。
他にも手帳の種類ってたくさんあるので、そんないきなり難易度の高いやつはやらなくていいとは思います。
個人的に1年ほど、ミドリのダブルスケジュール「進行」の、ガントチャートのとこをハビットトラッカーにして、「日々の習慣について丸つけとけば記録できる」ようにしてました。
他の、ハビットトラッカー用のノートでは何故か合わないしガントチャートではもっと合わない。
あのほどよく丸付けできるフォーマット、毎月確認できて1冊で1年分読み返せる作りでないと馴染めなかったかもしれません。
手帳のサイズは極力小さくした方がいい方もいますが、自分はあまり細かい字が書けないので、B6かA5でないと書きづらいと思っています。
24時間軸バーチカルだとA5「スリム」はやや窮屈でした。
面倒かもしれないけどお店で実物を見た方がいいですね、書きやすいサイズ感の他、印刷の細かいところまで気になるでしょうから。
#インク沼交換日記
— あさの/朝乃みちる (@sugapiyo) 2025年1月5日
Suicaのペンギン、たい焼き屋さん… https://t.co/OUHqqzDSU3 pic.twitter.com/lT0wWmLJ7Z
見開き2週間のフォーマットした手帳は探すのが難しいですが、記録スペース小さくて済むので馴染みやすいかと。
さらに、日付をほどほどに無視して書くのもいいかもしれません。
アイデアいろいろおすすめ手帳活用レシピ|NOLTY®|ノルティ 能率手帳 ペイジェム 手帳、日記、カレンダー
手帳なら週間ブロック(1週間見開き)の方がまだバリエーションは多いので、この辺は探しやすさ優先でもいいと思います。
これで書いたんだけど、実はその人に必要なことって「手帳術」じゃなくて「カウンセリング」や「トラウマケア」だったりするんじゃないかっていうパターン多すぎなんですよね……
— あさの/朝乃みちる (@sugapiyo) 2025年1月9日
【電子版】ハッタツみのあるてちょぶんライフ | すたじおちきん https://t.co/cLe8WxzsJ2 #booth_pm
これは某月の満ち欠けプランの人がよく言ってるんだけど「手帳が書けない」の原因が「親からの抑圧が病的でひどかったから」とかそういうやつね。
— あさの/朝乃みちる (@sugapiyo) 2025年1月9日
書けない、を深掘りすると精神障害とかトラウマ、あるいは「発達障害者の脳の報酬系」とかそういう話にまでなったりするの割とあると思う
ウィッシュリストはToDoリストではない。だから書けない人って多いと思う。
— あさの/朝乃みちる (@sugapiyo) 2025年1月9日
書けなくて苦しむより書けること書いた方が楽だと思って人の手帳の中身をコピペしだすとか、ToDoリスト化させるとかね。
でも、それじゃ心は癒やされることはないんだよ。
手帳は道具で、自分の手で手懐けるものだ。
実は「手帳が書けない」は根が深い話です。
そういったネタは同人誌『てちょぶんライフ』シリーズにて。