あさのよみもの

Chromebookネタは新ブログにて。元々は「自閉症スペクトラムと性別違和」「LGBTとフェミニズム」の話をするとこでした

ミニマリストと「貧困で6畳」はやっぱり違うと思った

最速で来月に引っ越せるかとは思うのですが、引っ越すにあたって思っているよりも捨てなきゃならないものが多く片付けをやっている最中です。
Kindleで片付けの本を読みながらやっているんだけど、「少ないモノで暮らす」点は一緒だけどその心の中身がきっと、ミニマリストと自分では随分と違うのだろうと感じます。


好きなモノ、必要なモノだけ手元にあるのが気持ちいい、のは確かに分かります。
でも「本当は好きだった趣味のモノ、手元に残しておきたかった思い出も捨てなければ6畳の部屋に住めない」は、やっぱりネガティブさに満ちていてあまりいい気分ではないと思うのです。
他の方に譲れそうなモノは譲りますし売れそうなCDは売りましたけど、あとは売値のつかなかったりとか、いただきもの万年筆インクの古いやつだとかっていうので、それはやむなく捨てました。
それがまるっきりつらい思い出だとしたら、遠慮なく捨てられたのです。
でも時々、あの頃の好きだったやつだとか、心の支えになってたとかっていうのも混ざっていて、捨てる時は胸が苦しいのです。

 

モノを捨てられるのは、自分がたまたま過去の思い出にすがることを嫌う性分だったからかもしれません。
思い出は心の中にだけ置いとけばそれでいいので、モノは手元になくても別にいいのです。

 

sugapiyo.booth.pm

 

まぁこういう話は最近出したノンフィクションでも書いたんだけども。
人間は過去にすがって生きることはできなくて、そこにいるのは「今」の自分でしかないのです。