ジブン手帳Lite、当初は中身埋まらないんじゃないかとひどく心配していました。
実際に書いてみるとライフログを書けばだいたい埋まります。
でも、どこかしっくりきていません。
それなりに時間を食われる割に、読み返して得られるものが今ひとつ少ないように思います。
バーチカルを埋めたところで「ぼんやりと過ごした時間を今後どうすべきか」みたいな対策が思いつくわけでもなく、体調管理をどうしようというのも出てくるわけでもない。
「時間の活用について可視化できる」メリットは確かにあります、でも、その先をどうすべきかは結局、手帳のページを埋めたところで分かるわけではありません。
「自分をしつける」ためのツールとして必ず、紙の手帳が必要なのだろうかとも感じます。
これはジブン手帳のフォーマットが馴染めないからなのか、それともバーチカルを書くことそのものがあまり意味をなさないのか。
とりあえず、前に使っていたラコニックのスタイルノートをまた使ってみることにしました。
朝6時始まりなので人によっては使いづらいかもしれませんが、個人的にはさほど変な感じはしません。
ジブン手帳で深夜帯の書く欄が狭いのを考えるといくらか馴染みやすい印象です。
「手帳がうまく書けない」というとまず、隙間を埋めたくなるものです。
でもその「手帳の隙間を埋めること」は「目的」なのでしょうか。
「時間をうまく活用したい」「タスクやプランを効率よく回したい」、あるいは「自分と向き合う機会が欲しい」というのは目的でしょうが、「書く」のはあくまでも手段です。
手帳が趣味だ、あるいは好きだというとどうしてもその、「とりあえず書けば何かやり遂げた気分になる」あの気持ちよさばかりを追いたくなるかもしれません。
では、読み返してみてどうですか?
手帳のウィッシュリストの中身は叶いましたか?
目標として書いてたことは達成できていますか?
「手帳をスカスカにしない」が目標になってたりしていませんか?
活用できている「風」の、見た目の充実した手帳は案外簡単に作れます。
でも、そこから得るものが極度に少ない手帳はかさばるばかりの紙の束でしかありません。
そんな感じの話もありますけど、他に色々と書いている本あります。
最近第2版ができました。