割とみじめな話を続けて書いてきたので、今回はネタをちょっと変えてみます。
(前の話もよければどうぞ)
結局これ、自分で何が食べたいかによるところが大きいです。
ひとり暮らしだとあまり人に食べさせる機会ってないでしょうから。
レシピ本では意外とあれもこれもと買うように勧めてきますが、「あまり食べたがらないジャンルの料理の調味料」を買ったところであまり出番はありません。
人によってはいらないもの。
洋食ならコンソメ顆粒とケチャップ。
和食なら料理酒とみりんと砂糖、味噌。
中華なら鶏だし顆粒や香辛料の数々。
その他、レモン汁やドレッシング、ソースも意外と、人によってはいりません。
サラダ用にドレッシングがいるようにも思えますが、塩こしょうと酢、サラダ油があれば自分で作れます。
サラダ油をごま油に置き換えれば中華サラダにできます。
和食でも甘辛い味が苦手で、味噌汁も頻繁に飲むことがないのでしたらみりん等はいらなかったりします。
味噌汁の代わりにお吸い物や鍋物は作れますので、それで十分ならインスタントの味噌汁パックをたまに買っておくくらいでいいです。
では、個人的な調味料の選び方はどうなったかというと。
ほとんどが100円ショップで揃えたものです。
アジシオ。
粗挽きこしょう。
しょうゆ、酒などの代用としてめんつゆ。
サラダ油の代用としても使うマヨネーズ。
コンソメキューブ。
ケチャップ。
濃口ごま油。
ケチャップはやっぱり、ナポリタンやチキンライスが食べたいのと、ごま油はナムルや中華風スープの時に使いたいので後からスーパーで買ってきました。
なんと砂糖と味噌がありません。
本当の料理初心者には向かない組み合わせではあります。
というのもめんつゆだけ、コンソメだけ、みたいな組み合わせを毎回やるのは自分好みの味になりにくいので、別途塩こしょうなどで調整するスキルが必要になるから。
要するに、「〇〇の素」そのままは、味は間違いない代わりにさほどおいしくもならないのです。
料理を楽にしたいのならめんつゆは持っていても別にいいですが、料理を本格的に勉強したいのなら「調味料の比率」の載っている本をもとに一通り分揃えておくといいかもしれません。
チャーハンや炒め物は塩こしょうとしょうゆで簡単なように見えますが、材料の組み合わせ次第では塩味や旨味のバランスが悪くなるものです。
何度も作ってみて好みの味、材料を探していくしかありません。
ちなみに人の作ったチャーハンにベーコンを入れられた時は、ベーコンのとこだけ異様にしょっぱくてあまり好きな味ではありませんでした。