ここ1年半ほど実家を出て思ったこと。
実は発達障害で報酬系ぶっ壊れてると「要るもの」と「ときめくもの」がまるっきり別軸になってしまうので、こんまりメゾット系のことやると生活が崩壊する。
— あさの/朝乃みちる (@sugapiyo) 2025年1月5日
去年のガラスペンも決して無駄ではなかっただろうが優先順位間違えたなぁ。
下着先に買えばよかった。 https://t.co/TXn7KXSxw6
よく発達障害ライフハック本に「優先順位を決める」ってあるんだけど、買い物依存症などになりやすい中でこれをやるといつまでも下着の買い替えができなくなる。
— あさの/朝乃みちる (@sugapiyo) 2025年1月5日
優先順位をつけるにしても「正しく」つけることができないのね。
本来後回しにすべき趣味のグッズを先に持ってきてしまう
さらに、ASDがあると衛生管理がうまくできない、「清潔な服装とは」というのが習得しづらいのもある。
— あさの/朝乃みちる (@sugapiyo) 2025年1月5日
本来よれた下着、ボロボロの上着や靴って周囲からの印象も悪いし先に買い替えるべきなんだけどわからなくなってしまう。
発達障害ライフハック本「メモを取ろう」
— あさの/朝乃みちる (@sugapiyo) 2025年1月5日
俺ら「そのメモを失くした」
ライフハック本「優先順位をつけよう」
俺ら「日用品が全部後回しになって生活壊れた」
ライフハック本「ストレスをためないように発散しよう」
俺ら「二次障害でもう動けない」
ライフハック本「」
実情だいたいこうだよ https://t.co/lXpD9Xds32
あと買い物依存になってるレベルだと自己管理で家計簿つけるとかやってももう無理だからね。
— あさの/朝乃みちる (@sugapiyo) 2025年1月5日
お金がある限りは現金使おうがデビットカードに切り替えようが全部溶かすのが発達障害での衝動性だったりする。
社協の人とか、公的な支援で金銭管理やらないと多分ダメだと経験上思うんだが
「お金をあるだけ全部溶かす」もそうだが、僕は過食も病的でひどかった。
— あさの/朝乃みちる (@sugapiyo) 2025年1月5日
でも今のグループホームだと支援が甘くて生活がうまく回っていない気がする。
趣味ならお金使っていいとかそういう風に言われるとどこまでも使ってしまうし、お祝いの時期に食べていいと言われると食べてしまう。
困る。
「不安になりやすい脳の構造」「報酬系の弱さ」「感覚過敏、感覚鈍麻」など、発達障害の困りごとが起こるメカニズム、みたいな情報はおおむね役に立ったとは思います。
一方、実際にじゃあ困りごとをどうするかというと、どうにもできなかったのが大半だったという印象です。
発達障害ライフハック本の中身でなんとかなる人って実は「その程度の困りごと」なんですよ。
実際はどうにもならない、どうにもできなかった人の方が多い。
障害特性そのものもそうなんだけど、生い立ちや置かれている今の環境、経済状況にも大きく影響されるからなんですよね。
では、どうにもできなかったのをどうしたか。
結果的にだいぶ荒療治みたいなことになりました。
・実家を出て障害者施設に入所する
・施設の職員に金銭管理、食事管理、家事の支援をやってもらう
主にこれ、プラス服薬調整など。
ただ、それでも発達障害の特性を考えるとあまりいい選択ではありません。
苦手な集団生活をやらざるを得ないのは、結果的に病状を悪くすることにつながったのです。
・B型作業所を時々休ませてもらう
・困りごとを計画相談の担当に相談する
からの引っ越しの検討までやらねばならなくなったので、福祉サービスを使っていて得した感じがあまりありません。
また、支援者からのアドバイスを受けると「妥協」と「我慢」の区別がむしろつかなくなってきて心身への負担が大きくなった時もあります。
限られた福祉の中で何かを「妥協」するのはやらなければなりませんが、「我慢」はダメです。
長期的な体調不良は「我慢」の結果だと思い、今のB型作業所は辞める、今のグループホームは出ていく方向で考えました。
実際引っ越せるかどうかはまだ分かりません。