あさのよみもの

Chromebookネタは新ブログにて。元々は「自閉症スペクトラムと性別違和」「LGBTとフェミニズム」の話をするとこでした

僕はきっと「熊」で、だから「人間」は愛してはいけないと思っていた

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 昔配信で観てた幾原邦彦さんの『ユリ熊嵐』での熊たちのことを、最近はよく思い浮かべます。
 あれにはよく「スキをあきらめない」という言葉が出てきます。
 でも僕はずっと、そんなことは現実にはできないだろうと思っていました。
 本当に女性のことが好きになる自分のことは「熊」サイドだから、作中でいうとこの「承認」はされないだろうし、深い「断絶」があるのだろうとも。

 

 

 

 

 

 

 

 本当に、本当に「人間の女の子(女性)たち」に僕は嫌われておりました。
 上手くいってやっと「数いる友達の中のひとりにしか過ぎない」で終わる時もありました。
 「あなたはひとりの、特別な人である」というととても怖がられるとかね。
 でも、それは僕が、少なくとも僕は「ユリ熊嵐でいうところの熊、人間のフリしたって熊」だから。
 好きと加害は表裏一体なんだ、と思い知らされていたから。
 でも、少しくらいは許されてもいいのだろうか、と三十路過ぎになってやっと思いました。