何がどうって、健常な方と比べるとはるかに依存症に陥りやすい点を考えると、とてもじゃないけど「推し活を趣味にしよう」とは言えないのです。
ギャンブルにハマったとかホストに狂ったとか、買い物依存症だとか、破産したとかっていうタイプの精神障害者が「推し活」なんてやりだしたら、
— あさの (@sugapiyo) 2024年2月21日
それはもうギャンブルやってんのと一緒だよ
「沼にハマる」「推し」っていう明るい言い回しのヤバさってさ、
— あさの (@sugapiyo) 2024年2月21日
あれらが常に「病気としての依存」と紙一重であり、
破産と隣り合わせであることを「心の支え」と呼んで隠してしまうからなんだよね。
躁鬱、あるいは衝動性やコレクションへのこだわりがある障害を持ってる人には相当危ない趣味だよ
僕はまさしくインク「沼」、「推し」キャラ、な世界に足を突っ込んだら短期間で恐ろしいほど金が溶けたのだが、
— あさの (@sugapiyo) 2024年2月21日
その溶けた金で買ったもの、「沼の住人」と交換したインクとかは、正直言って想像してたよりも愛着が持てなかった。
どんどん減っていく通帳残高を見つめて、これは病気だと恐怖を覚えた
いや、確かにいただいたインクとかはいいやつもあった。
コバトンとかネモフィラブルーとか、北斎錆緑(ほくさいさびみどり)は特に印象深い色をしていてお気に入りだったのは本当だったのです。
障害年金で推し活したら死ぬほどみじめになった - あさのよみもの
でもこの、障害年金を溶かして推し活したらみじめになった件でいよいよ我に返ったというか。
よくブログでも「無理をしない程度に推し活、オタ活しましょう」と書かれますが、精神障害など持っているとぶっちゃけ「無理しない」ができないのです。
というか、「無理しない程度とはどのくらいなのかが分からなくなる」、病識がなくなるのが障害なのです。
ある人は双極性障害、またある人はADHDによる衝動性、またある人はASDの収集癖。
そうやって、カジュアルで明るい言葉の裏でまた病気を増やしていくのです。
いわば法的に許されてしまったドラッグのようなもので、まさに「やめたくてもやめられない」。
何十万円も通帳の残高を減らして、東京に行って疲弊してやっと気づいた自分の場合でも、まだマシな方、というか病識がまだあるのだとは思います。
中には自力でどうにもできなくなって破産した方、精神科で依存症の治療を受けなければならなくなった方もいますから。