iPhoneやiPad使ってて「何のためにこの端末は生まれてきたのか」みたいなこと考えないじゃないですか。
でもなんか……Chromebookは「Chromebookじゃなきゃできないことってあるのか」だの、「存在意義が」だのと言われてる気がしなくもないです。
「Googleの新たな可能性を見出すためのなんとか……」
とかそういう話にでもなるんですかね。
しらんけど。
『Google式10Xリモート仕事術』は、Chromebookユーザーをワクワクさせる - あさのよみもの
まぁ確かに、普段Googleのお世話になっているChromebookユーザーからしたら、諸々のサービスを気持ちよく使うための端末で、とか言えますし。
Googleサービスの活用方法の書籍だってありますしね。
[かぶ] 買う前からみんなChromebookについて難しく考えすぎてませんか?存在意義も活用術も不要で「使いたいから使う」で良いと思う。
ただ、結局はその程度しか明言できないような気もしますし。
[かぶ] Chromebookにしか出来ないことってあるの?あるんだけど世の中のルールが違って本領を発揮できていないのが現状です。
Chromebookならでは、の利点もあるけど現時点ではなかなか普及していないしなぁ、とか考えてしまいます。
Chromebookは「プレピー的」である
そしてあさのは、考えた末に「存在意義なんて!しるか!」となり、「Chromebookって万年筆でいうとこのプレピーやカクノだなぁ」みたいなことを感じるってだけになりました。
……これで通じる方がいるかどうかは微妙だけど。
普通はPCって使いこなすのに色々と障壁があるけれども、Chromebookって実際に触ってみると「使いこなさなきゃ!」みたいなプレッシャーとか、固定概念をふっ飛ばしてくれますよね。
「毎日のちょっとした時間の中でも気軽に、気楽に使えて、だからこそ愛着が持てる」……そういう共通点がお手頃万年筆との間にあるんじゃないかと思ったのです。
果たしてGoogleが、PCメーカー各社がそういうのを狙っているのかなんてのは分からないけど(少なくとも「お手頃万年筆と同じように」とは考えてないのは、実際に使ってみて感じたことです。
「コスパ抜群、なのに何で金かけるんだ」の話
さて、Chromebook。
端末に関してはまだまだ色んなことを言われます。
万年筆界での「プレピー」「カクノ」はそりゃ、安さと品質のバランスが鮮烈で革命的でありました。
でも、だからといって「コスパ抜群なんだからそれ以上金かけんでいいだろう」とは言いませんよね。
それがChromebookの場合だと「低スペックでサクサクが売りなのに」と言われてしまう。
「低スペックでもサクサクで安い」はずなのに、Chromebookにお金をかける人がいる - あさのよみもの
Chromebookとのなれそめ、そして最上位モデルを買ったわけ - あさのよみもの
価格が「一番の魅力」「存在意義」なわけではないんだよ、の話は以前も書きましたが、やっぱり安さのインパクトは強烈です。
決して悪いことじゃないのですが、それだけだと端末選びでちょっと損しますって話もしました。
お試しで使うにしても、あまりに古い端末を引いちゃうと本領発揮できないよね、と。
じゃあヘビーユーザーが果たしてその「本領」をどこまで引き出しているか、なんていうと意外と大したことなかったりするもんで、こちらとしては説得力がなくなってしまう。
でもね、いいんです、そんなもんでも。
いいじゃないですかそんなもんで。
毎日楽しい、毎日便利、それで気持ちいいのなら。
長々としたブログを読み続けるのもいいけど
Chromebookが自分に合うかどうかとか、「自分にとっての」存在意義がどうとかって、その人が実際に使わなきゃ分からないものですから。
いくつかの注意点を知った上でならもちろん、安い機種でも、少々古い機種でも(実際うちのFMVは「少々古い」になりつつある)ぜひ買ってみてください。
それで、気に入ったならより新しいもの、よりスペックの高いものに手を出してみてもいいわけです。
使った上で「ゴミ!」となったならそれはしょうがないわけですから、いい勉強になったと思いましょう。
ちなみにいちユーザーとしては「何がどういう点でゴミだと思ったのか」を具体的に書いてくれた(例:お気に入りのAndroidアプリが非対応だった)方が、今後の記事を書く上ではありがたい……けど余計なお世話でしょうかね。