結論:あんま真似しないほうがいい
どうしてこんなことしたかってそりゃ、あさのがChromebookおじさんだからに決まってんだろ!!
あんなに重いとかデカいとか言ってたiPadより重くてデカいんだぞ!!
……というわけでぶっちゃけこういうことは、あんまりおすすめできません。
すいません、今日のレビューは「おじさんのロマン」ってやつです。
他の人にはおすすめできない理由
気軽さが死ぬ
Chromebookはすぐ起動してサクサク動いて、モノによってはモバイル性もある。
しかしこれは。
つないでるのはFMV #Chromebook 最上位モデル。
— あさの (@sugapiyo) 2023年2月6日
充電しながらHDMIとUSBと電源とイヤホン挿してるというなかなかヤバい感じです https://t.co/T2fgH6Su5c
3万円液タブ。
— あさの (@sugapiyo) 2023年2月6日
線挿すとFMVの気軽さが削られるなぁ。
これ、もしかしてかぶさん(@OfficeKabu )のおすすめしてたドッキングステーションの出番ってことだろうかと思ってたんだけど、
値段高くてぐえぇってなってて、端末を外に持ち出さないのならこのままでもいいのかなって思っちゃってる…
Chromebookの気軽さをまるっと殺しに来てます。
USBとHDMI、それから液タブ側は電源コードを挿さなきゃならないし、場合によってはChromebookの充電のためにUSBもう一個挿さなきゃならない。
でも「Chromebookでやれることが昔より増えてる」って分かったらやりたくなっちゃうじゃないですか。
というわけでセールを狙って3万円で買いました。
でも皆さんには、倍とちょっとの値段出してiPad miniとApple Pencilの最新版を買っておくのをすすめます。
あるいは、ペンタブレットに慣れているなら「板タブ」の気軽さを選んでもいいかもしれません。
いや、まぁ液晶タブレットねぇ、腰を据えて作画したいとか、そういう目的があるのならアリだとは思いますが。
逆に、落書きを気軽にしたくて、なおかつChromebookも楽しみたいというのなら、いっそデタッチャブル型の機種を買っとけば十分かもしれません。
低スペックChromebookだとうまく使いこなせない
というのもこのWacom One、Androidアプリ等でイラストを描くわけだから、結局はChromebook側のマシンパワーが必要になってくるし、相性の問題もあるのです。
それなりに大きいサイズの画像で、レイヤー30枚使えないとうちはダメなんだよねぇ……さてどうでしょう。
「設定」からディスプレイの設定をいじります。
これで多少は直感的に動かせるはずです。
他のブログの記事も探しましたが、やっぱりメモリ4GBとか、Celeron入ってるタイプでは真面目にイラスト描くのはダメそうです。
アプリの選択肢が少ない
落書きではない、作品としてのイラストを描きたいとなると、Androidアプリは数が少ないです。
これがWindowsだったら、たとえば低スペックでもすんなり動いてくれるような、優秀なフリーソフトがあります。
iPadだったらそれはそれで安定性のあるアプリがありますし、iPadだからこそ動かせるものもあります。
でもAndroidはなんとも言えません。
その上、Chromebookに最適化されたものはもっと減ります。
だからさっき「iPad miniとApple Pencil買っとけ」と言ったのです。
使える選択肢は4つ
アイビスペイント
iPadで愛用しているアイビスペイント、FMVでの最低限の動作は確認済みなので、とりあえずこんなものは描いてみました。
もったいねぇ!!
あと、実はキャンパスの表示を拡大縮小、ぐるぐる回転させて見やすくする用の「手のひらツール」がないようでして、タッチパッドで無理やり動かすのがつらいです。
Wacom Oneはペンでのタッチしか反応してくれないのです。
無料版は機能が制限されすぎててちょっと物足りないので、今回は買い切り版です。
CLIP STUDIO
みんな大好きクリスタ!
でもあさのには馴染みがありません。
昔これくらい高機能なWindowsソフトは一応触ってたから、一応要領は分かりますが。
ペンの傾きまで検知するのはすごいですね。
アイビスと違って買い切り版が用意されてないのはちょっとつらいけど、Chromebookだと3ヶ月無料の特典がワコムからゲットできます。
メディバンペイント
個人的に、iPad版ではとっつきづらかったこのUI。
やっぱりPCでの操作っぽいですよね。
自分はこれくらいの「ほどほどにシンプル」な系統のものが一番好きです。
ただし筆圧の検知がちょっと怪しい分、操作感にクセがあるように感じるかもしれません。
Krita
サンドウィッチの人的な「ちょっと何言ってるか分からない」状態になった品。
でも、必要な機能全部入りです。
要る人にはきっと要るのでしょう。
Chromebookで、しかも無料で使えるってすごい、けど自分はちょっと……
とまぁ、「ペンツールが一定以上の機能揃ってて、かつレイヤーも使える」だとこんなもんかなぁと。
後でちゃんとイラスト描いて使ってみますね。
※もちろんもっと気軽に手書きメモ系のものでもいいのですが、今回は「レイヤー機能付き」で絞りました
5年前にはできなかったこと
実はこの諸々、5年前のChromebookならできなかったことです。
それがChromebookのマシンパワーが底上げされ、正式にワコムのサポートが入って、ペンタブレットをつなぐだけで使えるようになりました。
あの頃出来なかったものが今はできる、は意外と多くあるので、Chromebook関係の記事は鮮度が命です。
いつ投稿されたものかは随時確認しましょう。