あさのよみもの

Chromebookネタは新ブログにて。元々は「自閉症スペクトラムと性別違和」「LGBTとフェミニズム」の話をするとこでした

Chromebookに液タブをぶっ挿せる時代が来た!【Wacom Oneレビュー】

【いつも読んでくださりありがとうございます。よければ支援お願いします→ほしい物リスト

結論:あんま真似しないほうがいい

 どうしてこんなことしたかってそりゃ、あさのがChromebookおじさんだからに決まってんだろ!!
 あんなに重いとかデカいとか言ってたiPadより重くてデカいんだぞ!!

 

机、占領される

 

 ……というわけでぶっちゃけこういうことは、あんまりおすすめできません。
 すいません、今日のレビューは「おじさんのロマン」ってやつです。

 

 

 

他の人にはおすすめできない理由

気軽さが死ぬ

 Chromebookはすぐ起動してサクサク動いて、モノによってはモバイル性もある。
 しかしこれは。

 

 

 

 Chromebookの気軽さをまるっと殺しに来てます。
 USBとHDMI、それから液タブ側は電源コードを挿さなきゃならないし、場合によってはChromebookの充電のためにUSBもう一個挿さなきゃならない。
 でも「Chromebookでやれることが昔より増えてる」って分かったらやりたくなっちゃうじゃないですか。

 というわけでセールを狙って3万円で買いました
 でも皆さんには、倍とちょっとの値段出してiPad miniApple Pencilの最新版を買っておくのをすすめます。
 あるいは、ペンタブレットに慣れているなら「板タブ」の気軽さを選んでもいいかもしれません。
 いや、まぁ液晶タブレットねぇ、腰を据えて作画したいとか、そういう目的があるのならアリだとは思いますが。
 逆に、落書きを気軽にしたくて、なおかつChromebookも楽しみたいというのなら、いっそデタッチャブル型の機種を買っとけば十分かもしれません。


低スペックChromebookだとうまく使いこなせない

 というのもこのWacom One、Androidアプリ等でイラストを描くわけだから、結局はChromebook側のマシンパワーが必要になってくるし、相性の問題もあるのです。
 それなりに大きいサイズの画像で、レイヤー30枚使えないとうちはダメなんだよねぇ……さてどうでしょう。
 「設定」からディスプレイの設定をいじります。

 

FMVの画面をそのまま動かせるように

 

 これで多少は直感的に動かせるはずです。
 他のブログの記事も探しましたが、やっぱりメモリ4GBとか、Celeron入ってるタイプでは真面目にイラスト描くのはダメそうです。


アプリの選択肢が少ない

 落書きではない、作品としてのイラストを描きたいとなると、Androidアプリは数が少ないです。
 これがWindowsだったら、たとえば低スペックでもすんなり動いてくれるような、優秀なフリーソフトがあります。
 iPadだったらそれはそれで安定性のあるアプリがありますし、iPadだからこそ動かせるものもあります。
 でもAndroidはなんとも言えません。
 その上、Chromebookに最適化されたものはもっと減ります。
 だからさっき「iPad miniApple Pencil買っとけ」と言ったのです。


使える選択肢は4つ

アイビスペイント

 iPadで愛用しているアイビスペイント、FMVでの最低限の動作は確認済みなので、とりあえずこんなものは描いてみました。

 もったいねぇ!!

 

とっつきやすさでは抜群


 あと、実はキャンパスの表示を拡大縮小、ぐるぐる回転させて見やすくする用の「手のひらツール」がないようでして、タッチパッドで無理やり動かすのがつらいです。
 Wacom Oneはペンでのタッチしか反応してくれないのです。
 無料版は機能が制限されすぎててちょっと物足りないので、今回は買い切り版です。


CLIP STUDIO

 みんな大好きクリスタ!
 でもあさのには馴染みがありません。
 昔これくらい高機能なWindowsソフトは一応触ってたから、一応要領は分かりますが。

 

ちょっと上級者向けって感じ

 

 ペンの傾きまで検知するのはすごいですね。
 アイビスと違って買い切り版が用意されてないのはちょっとつらいけど、Chromebookだと3ヶ月無料の特典がワコムからゲットできます。

 

メディバンペイント

 個人的に、iPad版ではとっつきづらかったこのUI。
 やっぱりPCでの操作っぽいですよね。

 

Android版だけどPCライク

 

 自分はこれくらいの「ほどほどにシンプル」な系統のものが一番好きです。
 ただし筆圧の検知がちょっと怪しい分、操作感にクセがあるように感じるかもしれません。

 

Krita

 サンドウィッチの人的な「ちょっと何言ってるか分からない」状態になった品。

 

プロ向けって感じで機能多い

 

 でも、必要な機能全部入りです。
 要る人にはきっと要るのでしょう。
 Chromebookで、しかも無料で使えるってすごい、けど自分はちょっと……

 とまぁ、「ペンツールが一定以上の機能揃ってて、かつレイヤーも使える」だとこんなもんかなぁと。
 後でちゃんとイラスト描いて使ってみますね。

※もちろんもっと気軽に手書きメモ系のものでもいいのですが、今回は「レイヤー機能付き」で絞りました

 

 

5年前にはできなかったこと

 実はこの諸々、5年前のChromebookならできなかったことです。
 それがChromebookのマシンパワーが底上げされ、正式にワコムのサポートが入って、ペンタブレットをつなぐだけで使えるようになりました。
 あの頃出来なかったものが今はできる、は意外と多くあるので、Chromebook関係の記事は鮮度が命です。
 いつ投稿されたものかは随時確認しましょう。