※この記事は2020年8月のnote記事の再掲です※
人類みなX?
んなわけねーよみんな割と普通なんだよ! 朝乃ちゃんだよ!
自分の場合は「Xジェンダー(ノンバイナリー)と言ってみたところで特に手術するわけでもないのなら意味がないし、世の中で折り合いつけるとなると余計めんどくさくなるから安易に言わなくてよかった」話なら記事にしたような…気がする… https://t.co/O9xFQvYnh8
— 🍓🍓🍓朝乃みちる🍓🍓🍓イチゴマシマシ🍓🍓🍓 (@sugapiyo) 2020年8月19日
数は少ないしまだ中身が不十分なのですが、最近のだとこのnote記事に相当するかなぁなんてことも思います。
— 🍓🍓🍓朝乃みちる🍓🍓🍓イチゴマシマシ🍓🍓🍓 (@sugapiyo) 2020年8月19日
最近またTwitterで「Xジェンダーだと思ってたけど実は違った」話流れてきてるので、新しく記事書いてもよさそうですねhttps://t.co/qkLzSwQQux
Chromebookの記事とかほったらかしてるんでまぁそこそこ後になりそうだけど「Xジェンダーだと思ってたけどただ人権が欲しかっただけだった女性」の話をさぁ…
— 🍓🍓🍓朝乃みちる🍓🍓🍓イチゴマシマシ🍓🍓🍓 (@sugapiyo) 2020年8月19日
Xジェンダーが知られる前はここに「トランスジェンダー」とか「性同一性障害」って言葉がよく入ってただろうね、みたいなのがまぁあるんだけども大雑把にまとめると「『性別違和』を原因にするとないものにされてしまう問題ってあるよね」とか多分そんな感じです。
— 🍓🍓🍓朝乃みちる🍓🍓🍓イチゴマシマシ🍓🍓🍓 (@sugapiyo) 2020年8月19日
「anoneふざけんな」は書くよ!本当困るから。さすがにもう名指しでいいかなぁ書くぞ!あ、寝ます。寝ますからねおやすみなさいTwitterちゃん
— 🍓🍓🍓朝乃みちる🍓🍓🍓イチゴマシマシ🍓🍓🍓 (@sugapiyo) 2020年8月19日
そそ、僕はかねまさんのツイキャスでも「こんなラベルはあるけど困りごとが特にないのなら別にいらんよね」というコメント残してたんで。
「個性」じゃなくて「障害」だと考える
つまり身体の違和が著しく治療が必要な方がちゃんと「Xジェンダー(ノンバイナリー)で困っています」と言って、しかるべき治療を受けられればいいわけなんだから、と。
「人類みなコミュ障」はありえるかもしれないけどその全員が発達障害者なわけじゃないでしょ、というのみたいに、ほとんどの人にとって安易なX名乗りはいらないだろってことと、フェミニズムに関係した話。
なのでネット診断は害悪だし「思春期あるある」か「男/女らしさが苦しいだけ」の子をトランスキッズに仕立て上げるおまめみたいな活動家は本当やめてくれとしか言えない。
— 🍓🍓🍓朝乃みちる🍓🍓🍓イチゴマシマシ🍓🍓🍓 (@sugapiyo) 2020年8月20日
(ついでにおまめの人はフェミニストって名乗りながらあらゆる方向に銃弾ぶっ放してるからやめましょう https://t.co/VfYaPgzyjz
(某おまめさんと診断サイトは本当やめて……)
Xジェンダーの周知に関してはどこからどう突っ込めばいいのか分からなすぎるので、これだけに絞ってお送りします。
人生に関わることなのに
Xジェンダーの定義は「性自認」、いわゆる「心の性」が男でも女でもない、というのがベースです。
しかし、性自認なんてちょっとしたことですぐ変わってしまうような代物だっていうのに、そこをよりどころにしてホルモン注射するんですか?
命がけの手術するんですか?
それで後悔しても、僕はどうにもできませんが。
しないのなら、どうしてわざわざ特別な言い方をしたがるのでしょう。
じゃあ本当に、性自認なんてすぐ変わってしまうのか。
もしあなたがまだお若いのでしたら、その性自認がコロッと変わる出来事にそのうち遭遇するはずです。
そうならない確実な要因=「今の体のままでは苦しくて生きていられない」、なおかつ「男か女のいずれかの体に近づけても苦しいままだ」という思いがあってやっと治療できて、「Xジェンダー(ノンバイナリー)」の呼称が活用できるのです。
こういうことを書くと「Xジェンダーを排除する過激派」と称されますが違うんです。
余計なラベルは「女性(男性)の中の多様性」をまるっと潰すんです。
女らしくない女は、普通です
今回は話を女体持ちに絞りますけども、Twitterで見かける言い分はしばしば「自分を男女の枠でとらえないでくれ、私を私として見てくれ」だったりします。
でしたら「私は私」、人権を尊重してくれというのをそのまま言えばいいわけで、フェミニズムの分野で昔からやってることです。
「自分は化粧もスカートなど嫌だったから」も、「中性的な格好が好き」でも別にそのままでいいわけだし、「ジェンダーレスでいるのが好き」と言えばいいじゃないですか。
「私、Xジェンダーかも」というそれ、15年前だったら金八先生に乗っかって「私、性同一性障害かも」になるだけでしょう。
でも、別に専門用語を使わなきゃいけないわけでも、あなたがおかしいわけでもありません。
あなたみたいな方は他にも、意外とたくさんいます。
最近もまた「自分は本当はXジェンダーではなく、ただ人間としての尊厳が欲しかっただけだと気付いた」という旨のツイートが流れてきました。
Xジェンダーという言葉ばっかり先に広めると、そういう気付きの機会を奪うことになります。
多様性を潰しているのはどっちだ
もし、「女らしくない女」はみなXだ、トランスだ、とみなして「性別はグラデーション」などと言うのなら間違いなく横暴だと思うのです。
少なくとも「女も普通の人間として生きさせろ」を訴えるフェミニズムの観点からは。
anoneみたいな診断サイトや「ジェンダー体操」みたいなのは本当にやめてくれ、遊びのノリで人にやらせようとするなよとしか言いようがないのです。
女体持ちが女として生きている限りは女らしくなきゃ、心が女だと言わなきゃ女じゃない、人としておかしいってことですからね。
心に性別ってありますか?
「心が女」っていう根拠は「女らしさを嫌がらないかどうか」ですか?
で、その「女らしさ」ってそんな何百年も概念が変わらないでいるのですか?
その女性本人から自然と湧き上がってくるんですか?
結局、性自認なんてものはどこから来るのですか?
過去にも記事にしてきましたけど、どうしても問いたくなります。
女体が辛いならオペ「やれ」、の地獄
じゃあ本当に、女性としての体が辛いとする。
小学校中学年か高学年ぐらいから、胸が大きくなったりやたら太ったり、毛が生えますよね。
毎月股から血が出るだけじゃなくてお腹や腰が痛みますよね。
男性に異物を入れられたらいつの間にか腹の中でなんか生命が育ってたし、死にそうになりながら激痛に耐えてその新たな生命を股からムリムリ出すなんてことありますよね。
メンタルはジェットコースター。
それらをすんなり受け入れられるとしたら相当すごいものだと僕は思うんですけど、受け入れられない人っていうのはみんな「性別に問題がある」んですかね?
そういう人何人も見かけたんですけども、手術して男になるとか、ノンバイナリーにでもならなきゃ救われないってことですよね。
自分で「なる」ならまだ分かるけど「なれ」、だったらどうですか?
精神科も婦人科もあるからまずはそこを頼っていいはずなのに、そんな地獄みたいな話ないでしょう。
え? オペやれとかそんなの言ってない?
そのままでいい?
じゃあ何でそもそも人権を守るために「Xジェンダー」名乗りがわざわざ必要なんですかってとこに戻りますが。
だから僕は、最近ではネット上でもXジェンダーだとあまり言ってません。
リアルでは最初から言ってません。
問題点の多さもあってあんまりまとまりがありませんが、今回はこんな感じでシメますね。