レビューの続きです
ここ何本かはASUSのペチペチの話ばっかりなのですが、今回のレビューは「ここは人によっては合わないだろうなぁ」ポイントについて。
ASUS Chromebook Flip CX1 (CX1102) | Chromebook | ノートパソコン | ASUS日本
特に、クラムシェルのChromebookであるC223の後継として考えてる場合細かい仕様が異なるので、どうしようかってなる辺りです。
人によっては合わないポイント
グレア液晶は便利でめんどくさい
現在のChromebookのスタンダードを考えると、ノングレア液晶のものはなかなか見つかりません。
文章書きに特化して使いたい場合は、保護フィルムを別途貼らないとつらい画面です。
しかもこのグレア液晶、「鮮やかで美しい」というよりも「眩しくてチカチカする」印象が強いです。
タッチ対応の液晶ではあるけども、本体は結構な重量があるのでタブレットライクには使えません。
机に置いておくのならばアリでしょうか。
画面比率がちょっと残念
まぁ、タッチ対応のグレア液晶となるとなかなか3:2の比率を求めるのは無理かもしれませんが。
11インチ台だと、小さい画面で小さい字を読むことになって結構苦労するんですよ。
せめて、縦に長くなってくれればいくらかマシになるのですが。
また、ベゼルが変に太い分余計に狭い印象を受けます。
キーボードの配列考えるとどうしてもこの、古臭く狭そうな画面にはなるんだと思います。
HDMIポートがない
これもあんまり、このサイズのものに要求できるもんじゃないとは思いますが。
Chromebookの中では比較的インターフェースが充実しておりますが、要る人には要るであろうHDMIポートはありません。
とはいえ、USB-Cの他にUSB-Aも挿せるところは優秀で、そこはC223が売られてた頃と同じです。
人によっちゃあまだまだ必要性ありますもんね。
これがねぇ、薄型とかデタッチャブルだと、イヤホンジャックすらないってこともありますから。
Zoom利用時、Meetの画面共有時には苦労するスペック
デタッチャブルで売れてる機種よりはずっといいんです。
おふぃすかぶさんの記事でもOctaneスコア出てて結構頑張ってる感あるなぁって結果なので。
[かぶ] ASUS Chromebook Flip CX1(CX1102)レビュー。Celeron N4500の思わぬパフォーマンスと8GBメモリ搭載は11.6インチとして十分に魅力的。
ブログ、毎エントリー楽しませてもらってます!
— タケイマコト (@pcefancom) 2023年4月4日
Octaneは今となっては2万点台以上はほしいですよねー。
セールのはCX1がコスパいいと思いました!
1.32kgが微妙っちゃあ微妙ですが。
いいん、ですけど……Celeronの中では結構いい感じに動いてくれるものだってのは確かなんですけど。
Google Meetの他、お仕事をされている方はZoomユーザーさんもいらっしゃるでしょう。
Zoom内で背景ぼかし等の機能を使うには、Chromebookでもハイスペックが要求されます。
そういった時には困ります。
よくその価格出すなら他のOSのPC買った方が良い、と言われがちなハイスペックChromebookですが、例えばZoomのバーチャル背景対応してるのはこの辺りのモデルだけだったり、Meetなども画面共有させながらガッツリ使う場合には大きな差が出たりするので、それが不要なら確かにハイスペックは不要です。
— おふぃすかぶ.jp (@OfficeKabu) 2023年3月26日
Chromebook で Zoom PWA のバーチャル背景を使う方法 | HelenTech
今日のMeet会終わりました。
— あさの (@sugapiyo) 2023年4月6日
なんと伊藤さん @outliner_jp と……他誰もおらず。
Meetの1時間制限がなくなったので、1時間半ほどしゃべりました。
オフ会の様子しゃべるとか、のちのペンギンっぽい予定も考えつつ、のまったり楽しい時間でした。
ありがとうございました!
#chromebook
— あさの (@sugapiyo) 2023年4月6日
Meet、
ASUS Chromebook Flip CX1102、Amazon限定モデルの動作確認も兼ねておりました。
MeetしながらTwitter、さらには画面共有して調べ物して、となると高負荷になるようです。
こういう場面ではCorei3はやっぱり要るよなぁとは思いますが、工夫次第ではありますね。
また、Google Meetでも画面共有等の機能が使いたい、となるとマシンパワーが足りなくなる可能性があるので、用途によってはFlipCX1は使いづらいかもしれません。
いくら「安くてサクサク」と言われてるChromebookでも限界はあるのです。
※実際Meet側で「高負荷がかかっています」という
でもC223クラス(CeleronN3350)のものでも満足できた、十分使えた、という方ならスペックの件は気にしなくても大丈夫なところです。
ストレージが少ない
Chromebookレビューあるあるじゃないけども、タッチ対応の機種でストレージ32GBはさすがにまずいんじゃないかなぁ。
だからこその低価格とも言えなくもないでしょうけど。
ちなみにこれ、Androidアプリをほとんど使わないあさのとしては全く問題ない部分です。
でもKindleいっぱい入れたいとか、そういう方はどうしましょう。
幸いにもmicroSDは挿せますので、ストレージが少なくて困る時に使うって感じでしょうか。
内部ストレージの増設はできないというか保証対象外なので、そこはご注意くださいね。
重い!!物理的に!!
スペック以上に個人的にはここがネックで、実はずっと買うのをためらっておりました。
C223の軽さがお好きだった方にはむちゃくちゃつらい。
丈夫ではあるんだろうけど、重いとなかなか外に持ち運びにくくないですか?
Chromebook、MILスペック欲しくないですか? - あさのよみもの
「軽量がいいけどキーボードがカバーになってるんじゃやだ」というニーズに応えてくれる現行モデルが見つからないので、仕方なく受け入れるしかなかったやつです。
市場のスタンダードとしては丈夫さ、MILスペック付きが求められているんでしょうけども……重いなぁ。
これよりも画面のデカいFMVの方が軽いんですよ?
その分弱っちいのもまたFMVでしたが。
とまぁ、ここまでざっくりとではありますが使い心地の話を中心にお届けしました。
ひと月ほど経ったらまた使用感の報告はするつもりですのでお見逃しのないように。